2011年12月1日木曜日

たわわに実った柿の木
















たわわに実った柿の木です。葉が落ちて日の光を浴びている果実は柿色をしています。こうした柿の木の姿は日本の伝統的な風景を思い出させます。


日本の伝統の中には、「強気をくじき、弱きを助ける」という気持ちがあったように思いますが、それが近年忘れられているように感じています。例えて言うなら、世の中、悪代官ばかりで水戸黄門はいないという状況のようです。

経済が優先され、儲けて何が悪い、儲けられないのは本人の責任といったような状況となっています。経済弱者いじめだけではありません。身体的障害者や弱い者に対するいじめを、心の痛みを感じることなく平気で出来る人たちが増えているように感じています。

そういえば、テレビドラマ「水戸黄門」は放送終了だとか。もしかして時代を象徴している出来事なのかも知れません。

今日から師走です。