2012年6月2日土曜日

豪華なバラ
























隣人にいただいた豪華なバラです。

バラと言えば映画「市民ケーン」を思い出します。そのファーストシーンは、新聞王ケーンが「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して臨終する場面から始まります。

この「バラのつぼみ」は、刑事コロンボ「攻撃命令」につながります。犬が人を攻撃するキーワードが「バラのつぼみ」でした。

とはいえ、バラといえば夏樹静子さんのショートショートが忘れられません。

 快く思っていた青年から「結婚してくれるなら赤い花を、だめならば白い花を窓のところに」といわれた娘は、思い悩んだ末、白いバラの花を選び、花瓶にさして寝る前に窓に飾った。これでよいのだと自分に言い聞かせ。
 ところが、翌朝、目を覚ますと花の色は赤く変わっていた。娘はこれを神の啓示だと思い結婚を決意する。
 実は娘の弟が夜に赤インクを花瓶に流し込むいたずらをしていたのた。


バラの花にはドラマがあるようです。