2012年8月17日金曜日
収穫間近のナシ果実
収穫間近のナシ果実です。静かな果樹園で太陽を浴びながら日々大きくなっています。
冷蔵庫に冷やした透き通った果実は夏に似合います。
ロンドンオリンピックが終わりましたが、イギリスでは楽しんだ人も、距離を置いた人もいたようです。イギリスらしいと思いました。意見の対立する二大政党制が定着している国なのだと思いました。
8月15日午後7時30分~8時43分まで、NHK総合テレビで「終戦-なぜ早く決められなかったのか」は、日本の組織の問題点を指摘した見応えのある番組でした。
戦争末期の日本の国家指導者の行動や判断には、問題があったことを、イギリスの公文書館などで発見された大量の新資料から明らかにしています。
日本はソ連の対日参戦を早い時期から察知しながらソ連に接近していた矛盾や、強硬に戦争継続を訴えていた軍が、内心では米軍との本土決戦能力を不十分と認識し、戦争の早期終結の道を探ろうとしていたことが分かりました。そうして、戦いを終えるチャンスは活かされませんでした。
国家存亡の危機を前にしながらも、自己の権限の中に逃避し、決定責任を回避しあっていた指導者の実態を浮かび上がらせました。
まるで今の組織の問題点を見ているようです。「人に任せて責任をとらない」で、やっているのは権力誇示といじめだけ。こうしたばかげた組織は解体し、誇りをもって参加して、責任を引き受ける組織にしていく必要があると考えています。