2012年10月26日金曜日

秋の果物


















秋の果物皿です。皿に盛った果物を目で楽しみながら、その中から毎日違った果物を取り出して、新鮮な秋を味わっています。


今日は金曜日なのでラジオ大阪の「フルーツステーション 耳より情報」のコーナーで「柿は女性の強い味方」について話す予定です。これから放送までの時間に、予行演習をすることにしています。


読売新聞と産経新聞で、iPSの誤報問題で謝罪記事を掲載しました。科学の取材について考えています。同時に、科学者の倫理についても問題があると思っています。















2012年10月11日木曜日


















果物たっぷりのブランチです。緩やかな時間が過ぎていきました。初秋や中秋を通り越して、残暑から晩秋になったような天気です。半袖から長袖、ベストに衣替えしました。


そんな日、コーヒーを飲みながらジャニス・イアンの歌声を聞いています。


YOU ARE LOVE - Janis Ian









2012年9月28日金曜日

ひらきだした栗のイガ


















栗のイガがひらき出しました。栗は昔から栽培されていました。

10~20万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスが、約6万年前にアフリカを出て、4~3万年前に日本に移り住んだと考えられています。そして、約5500年前~4000年前の青森県の三内丸山遺跡では、DNAの解析から栗の栽培が行われていたと考えられています。

そんなことを考えながら栗を食べるとき、食とその歴史にロマンを感じます。



2012年9月27日木曜日

キウイフルーツ 目立たないけど


















キウイフルーツです。外から見ると華やかさはありませんが、ナイフを入れると、外観とは全く違う透き通った果肉が現れてきます。


NHKラジオ第一のラジオ深夜便で、阿久悠作詞、森田公一作曲、河島英五が歌う「時代おくれ」が流れていました。阿久氏はヒットメーカーで華やかなイメージですが、阿久氏自身の「男とは」の思いが込められているように感じました。

無口で、こつこつと仕事をこなし、愚痴をこぼさず、責任をとり、目立たぬように生きていく。 そんな男に私もあこがれています。


でも、確かに時代遅れですね。
時代は、この対極にあります。

おしゃべりで、成果は全て自分と関係があり、責任をとらず、地位など華やかな世界に生きていく。



河島英五さんの歌声は心に響きます。






時代おくれ
作詞 阿久悠 作曲 森田公一


一日二杯の 酒を飲み  
魚は特に こだわらず
マイクが来たなら 微笑んで  
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ

妻には涙を 見せないで  
子供に愚痴を きかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで  
酒場の隅に 置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように  
似合わぬことは 無理をせず
人の心を 見つめつづける  
時代おくれの 男になりたい

不器用だけれど しらけずに  
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら  
一年一度 酔っぱらう

昔の友には やさしくて  
変わらぬ友と 信じこみ
あれこれ仕事も あるくせに  
自分のことは 後にする

ねたまぬように あせらぬように  
飾った世界に 流されず
好きな誰かを 思いつづける  
時代おくれの 男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように  
似合わぬことは 無理をせず
人の心を 見つめつづける  
時代おくれの 男になりたい





2012年9月21日金曜日

真っ青な空と稲刈り


















真っ青な空と稲刈りの風景です。日本の風土に根付いていて、栄養的にも優れている米を守っていく必要があると思います。我が国の文化や風土を守るためには、グローバリゼーションと呼ばれる資本の論理に組することはできません。


自民党総裁選に立候補した人たちを見ると、日本を守ることができないのではないかと感じてしまいます。政治家二世の軍事ゲームオタクばかりです。


彼岸に入り気温も下がり秋らしくなってきました。



2012年9月20日木曜日

やめられない止まらないのブドウ


















やめられない止まらないのブドウです。果物店では色とりどりのブドウが並べられています。

明日配信予定のメルマガ「くだもの&健康ニュース」の【読者から】では、ブドウ摂取と血糖値上昇との関係の質問に答えています。


また、明日のラジオ大阪の午前中に放送される「フルーツステーション耳より情報」では、生活習慣病と遺伝を取り上げる予定です。「家族などにガンの人がいると、自分も同じ病気になるのでは」の疑問に答えます。関西方面の方、ラジオでお耳にかかりましょう。


2012年9月19日水曜日

トワイライトゾーン























雨の降ったあとの夕方、夕日に包まれた不思議な風景です。何かが起きるような感じがします。


今日は俳人正岡子規の子規忌です。革新的な俳句で知られていますが、果物好きでも知られています。メールマガジン「くだもの&健康ニュース」では、季節季節の果物の俳句を使わせていただいています。


2012年9月18日火曜日

大きくて美味しいイチジク


















イチジクです。半分に割って、そのままがぶりと食べます。皮は食べても食べなくてもお好みです。昔、家にあったイチジクよりも皮が薄くて柔らかです。


イチジクの原生地は、アラビア南部で、その後、シリア、小アジ、地中海沿岸諸国に広がったと考えられてます。

イチジクは、紀元前7世紀の古代ギリシャでは、すでに栽培されていたと考えられています。この頃のイチジクは、甘味料として使われていたようです。


2012年9月12日水曜日

稲刈りの終わった田んぼに舞い降りた白鷺



















長月に入り、稲刈りが始まりました。刈り終わった田んぼに白鷺が舞い降りてエサをついばんでいました。写真では3羽写ってますが、近くにもう3羽いました。


1966(昭和41)年の今日(9月12日)は、食品のコールドチェーン(低温流通)第一号として福島のキュウリが東京の実験店で販売された日です。

私たちが開発した負イオン・オゾン混合ガスを併用した冷温高湿貯蔵システムは、青果物の貯蔵にとても優れた性能を持っています。コールドチェオンに勝るとも劣らないと考えているので、普及を目指しています。


2012年9月11日火曜日

突然変異の柿?


















突然変異の柿?なのでしょうか。周りの果実はまだあおいのに1つだけ橙色に色づいていました。果物にはこうした変異が多く見られます。


今日(9月11日)は、群馬県の岩宿遺跡の発掘が始まった日です。岩宿遺跡は、我が国にも旧石器時代があったことを示す最初の発見です。発見者は、在野の考古学者、相沢忠洋氏でした。トロイの遺跡発見のようなドラマがありました。発見者は誰なのかを考える上でも科学的に重要な発見です。




2012年9月6日木曜日

太陽の光を浴びて赤く色づいたリンゴの果実


















太陽の光を浴びて赤く色づいたリンゴの果実です。果物店の店頭には、収穫されたばかりの早生品種「つがる」が沢山並べられています。


明日配信の「くだもの&健康ニュース」のコーナー「くだもの豆知識」をちょっとはやく紹介します。


□■□ くだもの&健康ニュース Vol.30
■□■ 2012年9月7日(金)配信

■ くだもの豆知識:古代ギリシャとリンゴ

 紀元前323年頃、古代ギリシャの植物学者テオプラストスは、リンゴの品種の違いや接ぎ木の技術について解説しています。古代ギリシャ人は、リンゴが好きでした。

 ホメロスは、叙事詩「イリアス」(紀元前9世紀頃の著作)の中で、トロイ戦争のきっかけは「最も美しい女神にこのリンゴを捧げる」と書かれた黄金のリンゴだといっています。この黄金のリンゴを巡って3人の女神、ヘラ、アテナ、アフロディテの間で激しい論争が巻き起こり、やがてトロイ戦争が起きました。

 トロイ戦争は、ギリシャとトロイとの戦争で、トロイの王子パリスに誘拐されたスパルタ王妃奪還のため、ギリシャ連合軍がアガメムノンを総帥として戦い、最後に木馬に兵をひそませて侵入、落城させたといわれています。


PCだけでなく、携帯でも受信できるので是非ご登録ください。無料です。




2012年9月5日水曜日

梨が旬


















梨が旬です。ナシ棚に収穫をまつ果実が沢山着いています。果物店の店頭には幸水、豊水や二十世紀など主要品種が並んでいます。今年は例年に比べて甘く仕上がっています。


果物と人との関わりの歴史を調べています。調べるのは大変ですが、なかなかおもしろいです。今週配信予定のメルマガ「くだもの&健康ニュース」では、古代ギリシャとリンゴを取り上げます。ただ、日本のウエッブページはコピー&ペーストばかりなのには驚かされます。正しい場合は分かりにくいのですが、誤った記述があるとそのことがよく分かります。


2012年9月4日火曜日

ブドウ一房の中に、緑の粒、赤紫の粒、濃紺の粒が混在




























ブドウ一房の中に、緑の粒、赤紫の粒、濃紺の粒が混在しています。果物売り場にはいろいろな品種が並んでいます。

180万年前のアフリカで誕生したホモ・エレクトスに属するルーシーが、現在のヒトの起源と考えられています。

ルーシーから旧人のネアンデルタール人が発生し、数万年前まで生存していたと考えられています。ホモ・サピエンス)とも同時に生活していた可能性が高いとされています。

 現在のホモ・サピエンス(現生人類:新人)は10万年前にアフリカで誕生して全世界に移住していきました。日本へは3~4万年前に到達したと考えられています。

現在分かっている世界最古のブドウ酒の醸造所は、今から6000年前(BC4000年)のものが確認されています。ヒトの誕生から意外と早い時期からブドウ酒の醸造方法を知っていたのではないかと思われます。


2012年9月3日月曜日

李(スモモ)は皮ごと


















李です。美味しさは、甘味、酸味、渋味、苦味、塩味の5味に加えて食感の6味で構成されていますが、李は皮ごと食べるかどうかで食感が違ってきます。皮ごと食べるのが食感を感じる食べ方として最高と思っています。

九月には入りました。朝晩が涼しくなり、明け方までコオロギが鳴いています。

2012年8月29日水曜日

まだあおい栗のいが


















残暑にめげずず大きくなっている栗果実です。もうすぐいがが茶色になり口が開くと中から栗が落ちてきます。


瓜(うり)食めば 子供念(おも)ほゆ 栗食めば まして偲(しの)はゆ 
 (万葉集5-802)


まだまだ暑い日が続いていますが、コオロギの鳴き声が大きくなるなど、秋の気配が感じられます。


2012年8月24日金曜日

緋色に近い赤に色づいたブドウの房



















緋色に近い赤に色づいたブドウの房です。もうすぐ収穫です。


今日はラジオ大阪で生中継の日です。
テーマは、「ナシの摂取でガン予防です」
番組では以下のようなお話をします。

- 果物は、肺ガン予防に効果的です。国際的なガンの専門家が、世界中のすべての論文を再検証した結果、果物は、食道ガン、胃ガン、肺ガンなどの予防に有効であると判定されました。

ちなみに、科学的に有効とされた食品は果物と野菜だけです。お茶やきのこなどは、まだ研究段階と判定され、十分な証拠がないと判断されました。

さらに、20世紀には、肺ガン予防が期待された抗酸化成分 β-カロテンサプリメントは、期待とは逆に、肺ガンを促進することが分かりました。こうした研究結果から、21世紀の現代では、β-カロテンだけでなく、カテキンなどのサプリメントも、ガン予防効果は認められていません。 -


2012年8月23日木曜日

収穫間近の早生リンゴ

















収穫間近の早生リンゴです。




シリア、アレッポの戦場でなくなった山本美香さんの仕事が明らかとなってきました。弱いものの側にたち信念を貫いた人生だったようです。「強きをくじき弱きを助ける」と、簡単にいえますが、その姿勢を貫くことは大変な努力が必要です。

そうした山本さんへ鎮魂の歌としてジョン・レノンのイマジンを贈ります。


イマジン
訳詞/忌野清志郎

天国は無い ただ空があるだけ
国境も無い ただ地球があるだけ
みんながそう思えば 簡単なことさ

社会主義も 資本主義も
偉い人も 貧しい人も
みんなが同じならば 簡単なことさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
一人だけじゃない 世界中にいるのさ

誰かを憎んでも 派閥を作っても
頭の上には ただ空があるだけ
みんながそう思うさ 簡単なこと言う

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない 仲間がいるのさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない
夢かもしれない
でも一人じゃない


















2012年8月22日水曜日

ラグビーボール型スイカ






















ラグビーボール型スイカです。日本では珍しい形ですが、味は甘くてとても美味しいスイカでした。



昨日、戦場で取材中に亡くなられた山本美香さんは、2003年に、優れた国際報道に贈られるボーン・上田賞特別賞を受賞したとのことです。

国際事件記者大森実氏が、戦場に散った若い記者に贈った「虫に書く」を思い出しています。取材対象を、鳥のように空から見るのではなく、虫になって書くことを心情としていた若い記者への鎮魂の書です。

忘れがちですが、仕事とは各人の人生をかけたものだと思うのです。だからこそ、振り返って悔いの残らない日々を送りたい。




2012年8月21日火曜日

収穫をまつモモ果実


















モモの果実が色づき収穫を待っています。今年は、雨が少なく、日射量が多いのでとても甘く仕上がっています。


ラジオなどメディアで、シリアのアレッポで日本人女性記者が負傷したと、伝えています。女性記者の無事を祈るとともに、シリアの情勢が心配されます。

外国人記者が負傷したり死亡する内戦では、記者だけでなく市民の多くが犠牲になるなど無差別で、無秩序な場合が多いので心配です。

過去の例では、カンボジア内戦で日本人記者などが多くの記者が亡くなられましたが、その後の歴史は、市民に対する大虐殺を明らかにしています。

それ故に、勇気あるこうした記者が伝えるニュースは、歴史の証言として大変貴重です。ベトナム戦争で、日本人としてハノイに一番乗りして戦争の現実を伝えた毎日新聞記者大森実氏の報道は、歴史の金字塔として記録されています。






続報が入りました。シリア内戦を取材中に亡くなられた山本美香さんのおご冥福をお祈りいたします。命をかけた仕事の中で倒れた無念の思いも多々あったと思います。そうした思いの一部でも引き継ぎたい思います。




2012年8月20日月曜日

あぜ道に咲く待宵草


















水田のあぜ道に咲く待宵草です。黄色の花が印象的です。


シリア情勢が緊迫しています。国連の停戦監視団が退去し、内戦の激化が懸念されます。この内戦でどちらを支持するかのリトマス紙は、今年の5月25日シリア中部の町ホムスの近郊にあるホウラ地区で、村人ら108人が殺される虐殺事件が起きました。

この虐殺は、政府軍側か、反政府軍側かです。国連人権委員会などは、政府軍側としていますが、政府軍側を支持する国やグループは反政府軍側だとしています。

このことをよく覚えておく必要があり、あとで検証する必要があります。誰がどのように報道したのかなどです。




2012年8月18日土曜日

残暑の空



















残暑の空です。青い空にもくもくと現れる白い雲、陸稲のむこうの鉄塔の上に浮かんでいました。


お盆で配信が1週間延ばしたメールマガジン「くだもの&健康ニュース」第29号では「世界最古のワイン醸造施設」のニュースを掲載します。毎週、果物にまつわる考古学的な成果などを紹介しています。メルマガの講読は無料です。皆様の登録をお待ちしています。


2012年8月17日金曜日

収穫間近のナシ果実


















収穫間近のナシ果実です。静かな果樹園で太陽を浴びながら日々大きくなっています。
冷蔵庫に冷やした透き通った果実は夏に似合います。


ロンドンオリンピックが終わりましたが、イギリスでは楽しんだ人も、距離を置いた人もいたようです。イギリスらしいと思いました。意見の対立する二大政党制が定着している国なのだと思いました。


8月15日午後7時30分~8時43分まで、NHK総合テレビで「終戦-なぜ早く決められなかったのか」は、日本の組織の問題点を指摘した見応えのある番組でした。

戦争末期の日本の国家指導者の行動や判断には、問題があったことを、イギリスの公文書館などで発見された大量の新資料から明らかにしています。

日本はソ連の対日参戦を早い時期から察知しながらソ連に接近していた矛盾や、強硬に戦争継続を訴えていた軍が、内心では米軍との本土決戦能力を不十分と認識し、戦争の早期終結の道を探ろうとしていたことが分かりました。そうして、戦いを終えるチャンスは活かされませんでした。

国家存亡の危機を前にしながらも、自己の権限の中に逃避し、決定責任を回避しあっていた指導者の実態を浮かび上がらせました。

まるで今の組織の問題点を見ているようです。「人に任せて責任をとらない」で、やっているのは権力誇示といじめだけ。こうしたばかげた組織は解体し、誇りをもって参加して、責任を引き受ける組織にしていく必要があると考えています。


2012年8月16日木曜日

色づく前のブドウ


















色づく前のブドウです。ハウス栽培が広く普及しているので、いつでもブドウが食べられると思いがちですが、旬はこれからです。果物店の店頭では、いろいろな品種が並べられています。


いつもなら金曜日放送のラジオ大阪「むっちゃ元気スーパー」のフルーツステーション耳より情報は、今日の同じ時間の放送となります。青果物市場が、お盆でお休みのためです。

今日のテーマは、ナシの摂取で高血圧予防です。
このコーナーでは、リスナーに果物と健康についての情報を伝えるだけでなく、医師や栄養士、健康マニアの誤った知識の是正も大きなテーマです。




2012年8月15日水曜日

成熟前のモモ果実


















成熟前のモモ果実です。緑の葉に隠れていますが、もうすぐピンクに色づきます。今年は雨が少ないのでモモ果実の糖度が高くなっています。


オリンピックの創始者クーベルタン男爵の言葉

「オリンピックは、勝つことではなく、参加することに意義があ。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」

 この言葉はオリンピック精神として、今回の開会式でもIOC会長も語っていました。

ところが、柔道の勝敗などに対して、一部のコメンテーターが「勝つためにはフェアプレーではだめだ。」などと発言しています。

こつこつと努力する日本人のよいところを知らぬ、こうしたコメンテーターがメディアを占拠していることが、実は問題なのではないかと思っています。学校だけでなく、日本社会全体に「勝てば、不正やいじめなどは問題にならないい」が広がっています。

フェアプレー精神とは何かを、もう一度噛みしめる必要があると思います。

2012年8月14日火曜日

スイカの絵























スイカの絵です。ある画家の作品です。夏になると玄関に飾っています。今年はスイカの仕事が多く、何か関係があるような気がしています。

一般にスイカは水ばかりと思われていますが、ビタミンやミネラルが豊富なことを具体的数字を元にて生活習慣病との関係を明らかにしています。その成果は、来年に出てくる予定です。

ロンドンオリンピックの閉会式ではジョン・レノンのイマジンの合唱が印象的でした。


2012年8月10日金曜日

お祭りで花火をする子どもたち


















近所のお祭りで花火をする子どもたちです。こともたちは、次から次に花火をつけていました。付近は明るくなり、煙ももうもうと漂っていました。大きな花火もイイですが、こうした小さな花火もいいものです。


今日のラジオ大阪「むっちゃ元気スーパー」の中の「フルーツステーション耳より情報」では、「ナシと中性脂肪の関係」について紹介します。関西圏でしか聴けないので、ちょっとが残念です。


2012年8月9日木曜日

夏祭りの金魚すくい


















地元の夏祭りの金魚すくいです。大勢の子どもたちが挑戦していました。
日本の夏の風景です。


正岡子規の句です。


 孑孑も金魚も同じ浮世かな


子どもの頃、金魚すくいなどで金魚をもらってくると、両親が入れ物を探してました。
正岡子規の句です。


 古壷に金魚飼ふたり青簾


2012年8月8日水曜日

トウモロコシが旬

















トウモロコシが旬です。朝取りのトウモロコシをゆでていただきました。口の中に甘味が広がった時、ふと札幌の大通公園で食べたトウモロコシを思い出しました。


オリンピックもいよいよ終盤です。今までで、金メダル以上だと思ったメダルは、男子競泳メドレーリレーの北島康介を中心としたチーム、男子ハンマー投げの室伏広治、卓球女子団体の福原愛を中心としたチームなどです。

「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」のコメントが、自己記録を塗り替える競泳の映像と重なり男の友情を感じました。室伏選手は、金メダルから8年後のメダルという不屈の精神力が心にしみました。福原愛ちゃんを中心とした卓球チームの準決勝で見せた涙に苦しかったであろう日々を思いました。

女子ばかりが目立つ映像となっていますが、女子より人数の少ない男子の方が成績はよいのではないかと思います。


2012年8月2日木曜日

皆同じ方向を向いて咲いているひまわり

















皆同じ方向を向いて咲いているひまわりです。


ひまわりで思い出すのは、やはり、ソフィア・ローレン主演の映画「ひまわり」です。第二次世界大戦を舞台とした哀しい別れの物語です。ヘンリー・マッシーニの音楽とロシアの大地に咲くひまわりが印象的でした。

「戦争とは何か」を、しずかに問うた映画史に残る傑作です。

ひまわりは1969年の作品です。

ジョバンナ(ソフィア・ローレン)は、今日もミラノの復員局をたずねる。戦争が終わったのに、ソ連へ出兵したまま帰ってこない夫の消息を聞くためである。消息はわからず帰って行く。彼女には短いが楽しかった結婚生活があった。

戦後、戦友から夫は、ウクライナで猛吹雪の中で倒れて死んだと知らされた。しかし、彼女は、夫がかの地で生きていると信じて、ソ連へ夫を探しに出掛ける。

夫は、雪の中で倒れて死にかけているところを助けられ、回復後に同棲していた。ジョバンナは、ロシアの村で女性と暮らしている夫を捜し当てるが、その睦まじい生活を知り帰国した。

あるとき夫は、望郷の念耐え難くイタリアへ帰ってくる。ジョバンナは夫と再会する。しかし、彼は赤ん坊の泣き声を耳にする。すでにその時、ジョバンナは夫を諦めて再婚していたのだ。出征の時と同じプラットホームから夫を乗せてロシアへ向かう列車は遠ざかる。



YouTubeにひまわりのテーマ音楽がありました。

2012年8月1日水曜日

夏の水田


















夏の水田です。まだ水が引かれているので、この近くを自転車で通ると、少し涼しい風が吹いています。稲の間をぬけてくる風の臭いは、遊び回っていた子どもの頃を思い出させます。


今日から8月です。国連のオリンピック停戦の決議を無視して、シリアでは内戦が続いています。第2の都市アレッポでは激しい戦闘となっているようです。

アレッポには、国連の国際研究機関が置かれているので訪問したことがあります。はやく平和がきて民主化が実現してほしいと願っています。

2012年7月31日火曜日

桃の美味しい季節


















桃の美味しい季節です。冷やして食べると2個くらいはあっという間です。


早朝の日本-イタリアのバレーボールはいい試合でした。水泳で好成績が続いています。
オリンピック中継は真夜中になるのでラジオで聞いています。うつらうつらしていて、サッカーのゴールシーンなど、決定的な場面を聞き逃したりしています。


ラジオ大阪の「むっちゃ元気スーパー」のなかの「フルーツステーション耳より情報」では、7月はモモでしたが、8月からはナシに変わります。8月3日のテーマは「暑い夏の水分補給には梨がイイ」です。

2012年7月29日日曜日

ブルーベリーとオリンピック



















ブルーベリーです。冷やして食べると一段と美味しく感じます。長期に保存したい場合は冷凍するとよいと思います。ソフトクリームに、冷凍ブルーベリーのトッピングが人気だそうです。


ブルーベリーを食べながらロンドン・オリンピックの開会式を見ていました。途中、エリザベス女王が宮殿から車に乗り、ヘリコプターで会場に駆けつけるショーンがありました。007のテーマソングにあわせて落下傘で降りるシーンは、イギリスらしさを感じました。

女王がこうしたコミック的な場面に登場することは、イギリスでは普通のようです。日本では、あり得ないようですが、親しみを感じさせる場面でした。

今の日本の継承法では、女王は認められないようです。女王が日本の象徴であってもよいのではありませんか。ここはイギリスを見習ってほしいと感じました。



2012年7月27日金曜日

ホワイトプラム



















ホワイトプラムです。どの店の果物売り場にも、いろいろなプラムが並べられていて楽しみです。


1932(昭和7)年の今日(7月27日)、政府が農漁村を中心に欠食児童が20万人に達すると発表しました。世界大恐慌が一番弱い子どもたちに打撃を与えていることが数字で分かります。

命を守ることは、何よりも大切です。果物を通じて食生活を考えているのもそのためです。そのため、原子力発電も廃止が必要だと考えています。ニュースを見ていたら電力会社の社員が、「原発事故で誰も死んでいない」と発言してました。放射能とは何か。人の命とは何かを考えていない発言だと思いました。


2012年7月26日木曜日

今シーズン最後のアンズ?



















今シーズン最後のアンズかも知れません。アンズのことを、古代ギリシャ人は太陽の卵と呼んでいました。ビロードのような肌触りでオレンジ色の果皮のうえから、がぶりと囓ると、甘さの中に酸味があり、食感とともに美味しく感じます。

アンズの原生地は中国で、シルクロードを経由して中央アジアに伝わりました。長寿の里として有名な中央アジアのフンザの人たちは、アンズを沢山食べていることで知られています。その後、、アンズはアレキサンダー大王によってヨーロッパに伝えられたと考えられています。



2012年7月24日火曜日

あまく美味しいブルーベリー



















ブルーベリーを食べています。食べ始めるとなかなか止まりません。昔と違って、最近のブルーベリーは甘くて、とても美味しいです。


2000年から始まった健康日本21の第一期が終了し、第二期に入ります。栄養関係の新しい目標で、摂取量を増やす食材は果物と野菜だけです。

果物の目標は、1日に摂取量が100g未満の者の割合を現状の61.4% (平成 22 年)から30%30% (平成 34 年度) に半減させることを目指しています。果物100gは握り拳1個分です。この量を食べていない人が6割もいるのです。
74



2012年7月20日金曜日

甘酸っぱい李(すもも)






















甘酸っぱい李(すもも)です。成熟すると酸味が減りますが、私は少し酸っぱいくいで、肉質が硬めの李が好きです。

李(すもお)は、詩聖と称されている杜甫(712年~770年)の漢詩、五言古詩「彭衙行」(ほうがこう)にも記されているように、古くから栽植されていた果樹です。


1969年の今日(7月20日午後10時56分)は、人類史上初めて、人間が月の地面に到着した日です。アポロ11号のアームストロング船長の「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である (That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)」が有名です。

1976年の今日は、バイキング1号が、歴史上初めて火星へ軟着陸した日でもあります。

本日配信のメールマガジン「くだもの&健康ニュース」はスモモの特集号です。


2012年7月19日木曜日

桃の美味しい季節



















梅雨が明け、桃の美味しい季節となりました。桃は雨が降ったあと収穫すると甘味が薄くなることが知られています。逆に、晴れた日が続くと甘い桃になります。桃を机の上に置いておくと桃の香りが部屋いっぱいに広がります。


明日(7月20日)、ラジオ大阪で9時から放送されている「むっちゃ元気スーパー」の番組内のコーナー「フルーツステーション耳より情報」(10時41分頃から)で、桃を取り上げます。テーマは「桃とウナギの蒲焼きの栄養素比較」です。

カロリー当たりで比較すると桃に含まれているビタミンE含量はウナギの蒲焼きより........

放送範囲は関西地方をカバーしているそうです。お聞きいただければ幸いです。



2012年7月18日水曜日

皮が薄くて甘い蜜柑

















果皮もじょうのう膜も薄くてそのまま食べられる甘いミカンです。果実と言うより果汁が閉じ込められている感じです。



1970年の今日(7月18日)、日本で初めて東京で光化学スモッグによる被害が報告されました。1970年代は公害の時代として記録されています。産業団体は公害被害の認定や防止策に抵抗していました。その主な理由は、公害対策は企業活動を阻害するでした。原子力発電に対する産業団体の意見と同じです。

技術の進歩とは、今ないものを創造することにあります。創造力のない経営者が多すぎます。


2012年7月17日火曜日

庭で採れたミニトマト



















庭で採れたミニトマトです。トマトを洗って、へたをとって、グラスに入れると、少ししゃれた食材料理に見えました。甘味もあっで最近は毎朝食べています。


日曜日に放送されたTBSラジオ「全国子ども電話相談室リアル」で大津市のいじめ問題を取り上げていました。

その中で、今、いじめに遭っている人に対する助言として、現状から逃げることを勧めていました。学校へ行かないことも選択肢の一つであると言っていました。そうして、自分の心と身を守ることが大切だと。

家族も、学校へ行けとだけ言うのではなく、子どもの心の動きを理解して、学校へ行かせないことも頭に入れておく必要があると語っていました。

最後に、自分の周りに誰も話せる人がいなかったら、番組のパー祖なりテーのレモンさんに声をかけてほしいと語っていました。

いじめる側は、平気で卑劣なことをします。大人の場合もかわらないと思う。自分の心と身を守ることを忘れないでほしいと願っています。


2012年7月14日土曜日

白鷺の飛ぶ7月の水田



















白鷺の飛ぶ7月の水田です。稲田には、まだ水で満たされており、一羽の白鷺が稲の間からエサをついばんでいましたが、近くを自動車が通ったので飛び立ちました。


今日はフランス革命記念日です。1789年7月14日。市民が、政治犯が収監されていたバスチーの牢獄を襲撃した日です。三色旗を掲げた女性が民衆の先頭にたつ、ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」は、革命の精神を伝えてくれています。

内戦状態のシリアでは市民が虐殺されていると元国連事務総長のアナン氏が伝えています。はやく市民の生命が守られ、民主的な社会が訪れてほしいと思います。


2012年7月13日金曜日

栗のいが


















生育途中の栗のいが
生育途中の栗のいがです。7月に入って、いがが大きくなっていますが、いがの中の栗の実は、まだまだ小さく、大きくなるのはこれからです。


厚生労働省は、2013年度から始める「健康日本21(第2次)」の基礎資料として、2010年現在の健康寿命調査の結果を公表しています。それによると、男性が70.42歳、女性が73.62歳でした。

平均寿命は男性が79.64歳、女性が86.39歳なので、平均寿命と健康寿命との差は男性で9.22年、女性で12.77年でした。

平均寿命と健康寿命との差は日常生活に制限がある「不健康な期間」で、この差が拡大すると医療費や介護給付費が多くなるなどの問題を抱えています。そのため、この差を縮めるために食生活など生活習慣の改善が必要です。次期計画では果物と野菜の摂取を推奨することが決められています。


2012年7月12日木曜日

網のかけられた梨畑




















梨の畑に網がかけられました。梨の旬は8月からなので、収穫に備えての準備です。網を張らないとムクドリやカラスに梨を食べられてしまいます。


メディアでは、滋賀県大津市の中学生の自殺を巡り警察が学校と市役所を捜索したと報道しています。TBSラジオDig(7月10日)で、明治大学准教授の内藤朝雄さんによると、いじめた側には自覚がないばかりか、過去の例では被害者を冒涜する行為が自殺後に行われていたとそうです。

今までも、いじめた側の逮捕や補導はあったようですが、警察による校長室や職員室の捜索はあまり例がないようです。そこに、この事件の特異な点があるようです。


では、実際にいじめに遭っている場合はどうすればよいか。今回の報道やニュース解説からは分かりません。
内藤朝雄さんによれば、友情とか、教育的配慮などでは防げず、逆効果になることもあるそうです。そのため、弁護士や警察に連絡して、学校という狭い社会の規範に従うのではなく、普通の社会通念・規範に従って解決することが必要ではないかと語っていました。その通りかも知れないと思いました。






2012年7月11日水曜日

大きな葉に守られ緑の柿の実

















大きな葉に守られている柿の実です。果皮の色は緑ですが、果実は小さいにもかかわらず成熟したときと同じ形をしています。



滋賀県大津市のいじめ事件を注視しています。「いじめた側が何にも感じない」では、なんの解決にもなりません。報道からは、そうした基本的なことが忘れさられているように思っています。





2012年7月10日火曜日

アンズの品種「ニコニコット


















アンズの品種「ニコニコット」です。「ニコニコットの開花期は3月下旬で、収穫期は6月下旬です(茨城県つくば市)。果実は90g前後になり、果皮は橙色で外観が良く、裂果の発生も少ない品種です。

現在、広く栽培されている「平和」などに比べて糖度が高く、果汁のpHは4.3程度で「平和」より約1.0ポイント高く、酸味が少ないのが特徴です。酸味が苦手な人にも食べられます。

食味が優れていて、だれもが笑顔になるアンズ(アプリコット)から「ニコニコット」と命名されました。




2012年7月9日月曜日

紫陽花の花


















紫陽花の花です。花が大きく色も様々な豪華な花ですが、咲く時期が梅雨で、雨の中なので、地味な印象があります。


1955年の今日(7月9日)、ロンドンでラッセル=アインシュタイン宣言が発表されました。11人の科学者たちが会議に集まって、核兵器による人類の危機を訴え、紛争解決のために平和的手段を見出すよう勧告しました。11人の中には湯川秀樹氏も含まれています。科学の進歩はなりゆきに従うのではなく、進歩の意味を問い直すための哲学が必要なことを示した宣言として、とても重要だと考えています。





2012年7月7日土曜日

東北新幹線、こまち号の窓際の席で食べたカツサンド


















東北新幹線、こまち号の窓際の席で食べたカツサンドです。昔、初めてカツサンドを食べたときの味が忘れられず駅弁としてよくカツサンドを買いますが、あの時の美味しいと感じた驚きの味はもどってきません。


列車とカツサンドが似合う曲は何だろうかと考えました。演歌では日本的すぎるし、外国の曲では日本独特のカツがあわない気がしました。

そして選んだのが「なごり雪」です。列車の中の彼女のそろえた膝の上に置かれたカツサンドの箱。二人で食べたときの思い出を象徴しているようにも思いました。


イルカさんが歌う「なごり雪」です。






















2012年7月6日金曜日

大きな葉の陰で成長するブドウの房


































大きな葉の陰で成長するブドウの房です。小さな小さな花が実を結び知らない間に大きくなっていました。

ブドウから作るお酒はワインですが、すでに、6000年前に南コーカサスのアルメニアの洞窟のなかで醸造されていました。

洞窟の内部には、1メートル幅の浅いバットと、そこから注がれる深いバットがあり、その近くから、ブドウ種子や押しつぶされたブドウや干しブドウも発見されています。

そのため、考古学者らは、浅いバットのところで足を使ってブドウを踏みつけてプレスして板と考えています。




2012年7月5日木曜日

生育中のリンゴの果実



















生育中のリンゴの果実です。梅雨の間もリンゴが大きくなっています。

リンゴと物理学との関係ではニュートンのリンゴが有名です。昨日のトップニュースは全ての物質に重さを与えるヒッグス粒粒子の発見の話題でした。日本の研究者も参加している国際研究の成果ですが、まだ完全証明ではないようです。物理学がおもしろいところにきているようです。


明日からラジオ大阪のむちゃ元気スーパーののコーナー「フルーツステーション耳より情報(金曜日午前10時41分~)」で果物と健康について話をします。12月まで続きます。放送が聴けるのは関西エリアだけなのですが、機会があればお聞きください。第1回は自己紹介とモモのカロリーです。




2012年7月4日水曜日

実りの時期を迎えたブルーベリー


















ブルーベリーがたわわに実っています。収穫は全て手作業です。それぞれ成熟期が少しずつ違うので収穫作業は大変です。今ブルーベリーが旬です。

今日(1776年7月4日)は、アメリカ独立記念日です。17世紀、メイフラワー号で苦労して新天地、アメリカにやってきた人たちは上陸すると今度は飢えに苦しみました。そのとき、先住民からブルーベリーなど食料が供給され飢えを凌ぐことができました。


2012年7月3日火曜日

熱心に議論するブルーベリーの会員たち



















ブルーベリー大会の産地見学で熱心に議論するブルーベリーの会員たちです。先輩たちが新しくブルーベリー栽培を始めた人たちの疑問に答えたりしています。他の果樹と異なり、我が国で本格的に栽培が始まって20数年なので会員皆が熱心です。

ブルーベリーを専門に研究している研究者が少ないことも他の果樹栽培と異なる点です。会員の栽培技術のレベルは、国公立の果樹研究者より優れているかも知れません。

梅雨の時期とは思えないほどよい天気でした。