若葉茂れる栗園です。栗の花は若葉のあとに咲きます。
栗の栽培の歴史は「日本書紀」にも記されています。」
持統天皇(在位690~697年)の時代に,栗の栽培を奨励しました。
「詔、令天下、勸殖桑紵梨栗蕪菁等草木」(日本書紀 巻第三十 持統天皇紀)
日本書紀とは、奈良時代の歴史書で、我が国の最初の勅撰正史です。全30巻。舎人(とねり)親王らにより養老4年(720)に完成しました。資料として、帝紀・旧辞のほか寺院の縁起、諸家の記録、中国・朝鮮の史料などを広く用い、神代から持統天皇までを漢文の編年体で記したものです。