2012年8月29日水曜日

まだあおい栗のいが


















残暑にめげずず大きくなっている栗果実です。もうすぐいがが茶色になり口が開くと中から栗が落ちてきます。


瓜(うり)食めば 子供念(おも)ほゆ 栗食めば まして偲(しの)はゆ 
 (万葉集5-802)


まだまだ暑い日が続いていますが、コオロギの鳴き声が大きくなるなど、秋の気配が感じられます。


2012年8月24日金曜日

緋色に近い赤に色づいたブドウの房



















緋色に近い赤に色づいたブドウの房です。もうすぐ収穫です。


今日はラジオ大阪で生中継の日です。
テーマは、「ナシの摂取でガン予防です」
番組では以下のようなお話をします。

- 果物は、肺ガン予防に効果的です。国際的なガンの専門家が、世界中のすべての論文を再検証した結果、果物は、食道ガン、胃ガン、肺ガンなどの予防に有効であると判定されました。

ちなみに、科学的に有効とされた食品は果物と野菜だけです。お茶やきのこなどは、まだ研究段階と判定され、十分な証拠がないと判断されました。

さらに、20世紀には、肺ガン予防が期待された抗酸化成分 β-カロテンサプリメントは、期待とは逆に、肺ガンを促進することが分かりました。こうした研究結果から、21世紀の現代では、β-カロテンだけでなく、カテキンなどのサプリメントも、ガン予防効果は認められていません。 -


2012年8月23日木曜日

収穫間近の早生リンゴ

















収穫間近の早生リンゴです。




シリア、アレッポの戦場でなくなった山本美香さんの仕事が明らかとなってきました。弱いものの側にたち信念を貫いた人生だったようです。「強きをくじき弱きを助ける」と、簡単にいえますが、その姿勢を貫くことは大変な努力が必要です。

そうした山本さんへ鎮魂の歌としてジョン・レノンのイマジンを贈ります。


イマジン
訳詞/忌野清志郎

天国は無い ただ空があるだけ
国境も無い ただ地球があるだけ
みんながそう思えば 簡単なことさ

社会主義も 資本主義も
偉い人も 貧しい人も
みんなが同じならば 簡単なことさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
一人だけじゃない 世界中にいるのさ

誰かを憎んでも 派閥を作っても
頭の上には ただ空があるだけ
みんながそう思うさ 簡単なこと言う

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない 仲間がいるのさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない
夢かもしれない
でも一人じゃない


















2012年8月22日水曜日

ラグビーボール型スイカ






















ラグビーボール型スイカです。日本では珍しい形ですが、味は甘くてとても美味しいスイカでした。



昨日、戦場で取材中に亡くなられた山本美香さんは、2003年に、優れた国際報道に贈られるボーン・上田賞特別賞を受賞したとのことです。

国際事件記者大森実氏が、戦場に散った若い記者に贈った「虫に書く」を思い出しています。取材対象を、鳥のように空から見るのではなく、虫になって書くことを心情としていた若い記者への鎮魂の書です。

忘れがちですが、仕事とは各人の人生をかけたものだと思うのです。だからこそ、振り返って悔いの残らない日々を送りたい。




2012年8月21日火曜日

収穫をまつモモ果実


















モモの果実が色づき収穫を待っています。今年は、雨が少なく、日射量が多いのでとても甘く仕上がっています。


ラジオなどメディアで、シリアのアレッポで日本人女性記者が負傷したと、伝えています。女性記者の無事を祈るとともに、シリアの情勢が心配されます。

外国人記者が負傷したり死亡する内戦では、記者だけでなく市民の多くが犠牲になるなど無差別で、無秩序な場合が多いので心配です。

過去の例では、カンボジア内戦で日本人記者などが多くの記者が亡くなられましたが、その後の歴史は、市民に対する大虐殺を明らかにしています。

それ故に、勇気あるこうした記者が伝えるニュースは、歴史の証言として大変貴重です。ベトナム戦争で、日本人としてハノイに一番乗りして戦争の現実を伝えた毎日新聞記者大森実氏の報道は、歴史の金字塔として記録されています。






続報が入りました。シリア内戦を取材中に亡くなられた山本美香さんのおご冥福をお祈りいたします。命をかけた仕事の中で倒れた無念の思いも多々あったと思います。そうした思いの一部でも引き継ぎたい思います。




2012年8月20日月曜日

あぜ道に咲く待宵草


















水田のあぜ道に咲く待宵草です。黄色の花が印象的です。


シリア情勢が緊迫しています。国連の停戦監視団が退去し、内戦の激化が懸念されます。この内戦でどちらを支持するかのリトマス紙は、今年の5月25日シリア中部の町ホムスの近郊にあるホウラ地区で、村人ら108人が殺される虐殺事件が起きました。

この虐殺は、政府軍側か、反政府軍側かです。国連人権委員会などは、政府軍側としていますが、政府軍側を支持する国やグループは反政府軍側だとしています。

このことをよく覚えておく必要があり、あとで検証する必要があります。誰がどのように報道したのかなどです。




2012年8月18日土曜日

残暑の空



















残暑の空です。青い空にもくもくと現れる白い雲、陸稲のむこうの鉄塔の上に浮かんでいました。


お盆で配信が1週間延ばしたメールマガジン「くだもの&健康ニュース」第29号では「世界最古のワイン醸造施設」のニュースを掲載します。毎週、果物にまつわる考古学的な成果などを紹介しています。メルマガの講読は無料です。皆様の登録をお待ちしています。


2012年8月17日金曜日

収穫間近のナシ果実


















収穫間近のナシ果実です。静かな果樹園で太陽を浴びながら日々大きくなっています。
冷蔵庫に冷やした透き通った果実は夏に似合います。


ロンドンオリンピックが終わりましたが、イギリスでは楽しんだ人も、距離を置いた人もいたようです。イギリスらしいと思いました。意見の対立する二大政党制が定着している国なのだと思いました。


8月15日午後7時30分~8時43分まで、NHK総合テレビで「終戦-なぜ早く決められなかったのか」は、日本の組織の問題点を指摘した見応えのある番組でした。

戦争末期の日本の国家指導者の行動や判断には、問題があったことを、イギリスの公文書館などで発見された大量の新資料から明らかにしています。

日本はソ連の対日参戦を早い時期から察知しながらソ連に接近していた矛盾や、強硬に戦争継続を訴えていた軍が、内心では米軍との本土決戦能力を不十分と認識し、戦争の早期終結の道を探ろうとしていたことが分かりました。そうして、戦いを終えるチャンスは活かされませんでした。

国家存亡の危機を前にしながらも、自己の権限の中に逃避し、決定責任を回避しあっていた指導者の実態を浮かび上がらせました。

まるで今の組織の問題点を見ているようです。「人に任せて責任をとらない」で、やっているのは権力誇示といじめだけ。こうしたばかげた組織は解体し、誇りをもって参加して、責任を引き受ける組織にしていく必要があると考えています。


2012年8月16日木曜日

色づく前のブドウ


















色づく前のブドウです。ハウス栽培が広く普及しているので、いつでもブドウが食べられると思いがちですが、旬はこれからです。果物店の店頭では、いろいろな品種が並べられています。


いつもなら金曜日放送のラジオ大阪「むっちゃ元気スーパー」のフルーツステーション耳より情報は、今日の同じ時間の放送となります。青果物市場が、お盆でお休みのためです。

今日のテーマは、ナシの摂取で高血圧予防です。
このコーナーでは、リスナーに果物と健康についての情報を伝えるだけでなく、医師や栄養士、健康マニアの誤った知識の是正も大きなテーマです。




2012年8月15日水曜日

成熟前のモモ果実


















成熟前のモモ果実です。緑の葉に隠れていますが、もうすぐピンクに色づきます。今年は雨が少ないのでモモ果実の糖度が高くなっています。


オリンピックの創始者クーベルタン男爵の言葉

「オリンピックは、勝つことではなく、参加することに意義があ。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」

 この言葉はオリンピック精神として、今回の開会式でもIOC会長も語っていました。

ところが、柔道の勝敗などに対して、一部のコメンテーターが「勝つためにはフェアプレーではだめだ。」などと発言しています。

こつこつと努力する日本人のよいところを知らぬ、こうしたコメンテーターがメディアを占拠していることが、実は問題なのではないかと思っています。学校だけでなく、日本社会全体に「勝てば、不正やいじめなどは問題にならないい」が広がっています。

フェアプレー精神とは何かを、もう一度噛みしめる必要があると思います。

2012年8月14日火曜日

スイカの絵























スイカの絵です。ある画家の作品です。夏になると玄関に飾っています。今年はスイカの仕事が多く、何か関係があるような気がしています。

一般にスイカは水ばかりと思われていますが、ビタミンやミネラルが豊富なことを具体的数字を元にて生活習慣病との関係を明らかにしています。その成果は、来年に出てくる予定です。

ロンドンオリンピックの閉会式ではジョン・レノンのイマジンの合唱が印象的でした。


2012年8月10日金曜日

お祭りで花火をする子どもたち


















近所のお祭りで花火をする子どもたちです。こともたちは、次から次に花火をつけていました。付近は明るくなり、煙ももうもうと漂っていました。大きな花火もイイですが、こうした小さな花火もいいものです。


今日のラジオ大阪「むっちゃ元気スーパー」の中の「フルーツステーション耳より情報」では、「ナシと中性脂肪の関係」について紹介します。関西圏でしか聴けないので、ちょっとが残念です。


2012年8月9日木曜日

夏祭りの金魚すくい


















地元の夏祭りの金魚すくいです。大勢の子どもたちが挑戦していました。
日本の夏の風景です。


正岡子規の句です。


 孑孑も金魚も同じ浮世かな


子どもの頃、金魚すくいなどで金魚をもらってくると、両親が入れ物を探してました。
正岡子規の句です。


 古壷に金魚飼ふたり青簾


2012年8月8日水曜日

トウモロコシが旬

















トウモロコシが旬です。朝取りのトウモロコシをゆでていただきました。口の中に甘味が広がった時、ふと札幌の大通公園で食べたトウモロコシを思い出しました。


オリンピックもいよいよ終盤です。今までで、金メダル以上だと思ったメダルは、男子競泳メドレーリレーの北島康介を中心としたチーム、男子ハンマー投げの室伏広治、卓球女子団体の福原愛を中心としたチームなどです。

「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」のコメントが、自己記録を塗り替える競泳の映像と重なり男の友情を感じました。室伏選手は、金メダルから8年後のメダルという不屈の精神力が心にしみました。福原愛ちゃんを中心とした卓球チームの準決勝で見せた涙に苦しかったであろう日々を思いました。

女子ばかりが目立つ映像となっていますが、女子より人数の少ない男子の方が成績はよいのではないかと思います。


2012年8月2日木曜日

皆同じ方向を向いて咲いているひまわり

















皆同じ方向を向いて咲いているひまわりです。


ひまわりで思い出すのは、やはり、ソフィア・ローレン主演の映画「ひまわり」です。第二次世界大戦を舞台とした哀しい別れの物語です。ヘンリー・マッシーニの音楽とロシアの大地に咲くひまわりが印象的でした。

「戦争とは何か」を、しずかに問うた映画史に残る傑作です。

ひまわりは1969年の作品です。

ジョバンナ(ソフィア・ローレン)は、今日もミラノの復員局をたずねる。戦争が終わったのに、ソ連へ出兵したまま帰ってこない夫の消息を聞くためである。消息はわからず帰って行く。彼女には短いが楽しかった結婚生活があった。

戦後、戦友から夫は、ウクライナで猛吹雪の中で倒れて死んだと知らされた。しかし、彼女は、夫がかの地で生きていると信じて、ソ連へ夫を探しに出掛ける。

夫は、雪の中で倒れて死にかけているところを助けられ、回復後に同棲していた。ジョバンナは、ロシアの村で女性と暮らしている夫を捜し当てるが、その睦まじい生活を知り帰国した。

あるとき夫は、望郷の念耐え難くイタリアへ帰ってくる。ジョバンナは夫と再会する。しかし、彼は赤ん坊の泣き声を耳にする。すでにその時、ジョバンナは夫を諦めて再婚していたのだ。出征の時と同じプラットホームから夫を乗せてロシアへ向かう列車は遠ざかる。



YouTubeにひまわりのテーマ音楽がありました。

2012年8月1日水曜日

夏の水田


















夏の水田です。まだ水が引かれているので、この近くを自転車で通ると、少し涼しい風が吹いています。稲の間をぬけてくる風の臭いは、遊び回っていた子どもの頃を思い出させます。


今日から8月です。国連のオリンピック停戦の決議を無視して、シリアでは内戦が続いています。第2の都市アレッポでは激しい戦闘となっているようです。

アレッポには、国連の国際研究機関が置かれているので訪問したことがあります。はやく平和がきて民主化が実現してほしいと願っています。