秋の行楽シーズンですね。羽田ー大分便は往復ともにほぼ満席でした。宿は別府温泉の杉乃井ホテルでした。棚湯から大分市内を眺めてきました。カボスを買ってきました。
中日ロッテ戦はすごい試合でした。中日球場の最終戦、ロッテの応援がよく聞こえていました。
今週も「パーフェクトリポート」を見ました。なかなか良くできたドラマだと思います。リンゴが効果的に使われていました。ドラマの制作者たちは、ニュースの現場の人たちにもメディアとは何かを訴えているのかも知れません。
尖閣列島の海運事件のビデオがyoutubeへリークしたことに対するメディアの対応には疑問を感じます。メディアの原点は、主体性を持って調査する調査報道ではないでしょうか。本来であれば、ビデオのリークはメデイアの役割です。
ところが、リークの当事者捜しに明け暮れています。メディアは言論の自由を守るのが本来の役割ではないでしょうか。リークの当事者を捜すのは政府・警察の役割でメディアではありません。
ケネディ大統領がキューバ侵攻をしたとき、ニューヨークタイムスは事前にそのことを知っていましたが、国家機密として報道しませんでした。そのことについてケネディ大統領は報道があったら間違いをしなかったと後に述べています。
ウォーター事件もワシントンポストの記者が、機密を暴いたことから始まりました。
ベトナム戦争当時、毎日新聞外信部長大森実氏は、アメリカ軍は北爆しているとハノイから報道しました。ところが、ライシャワーアメリカ大使は大森実氏を真実を伝えない記者と断じました。ところが、真実は大森実氏の報道にありました。
メディアの役割は真実を伝えることです。そのことが忘れ去れているように思います。