2011年3月26日土曜日

日向ぼっこの鳥たち




日向ぼっこをしている鳥たちです。近くの乙戸沼の風景です。

柿に関してウエッブ検索をしていたら「正倉院文書には、三十九文で柿子九条を買った」との記述を見つけました。そこで「柿子九条」で検索したところいくつかのサイトが見つかりました。ヒットしたサイトは柿について詳しい頁でした。文章が似ていたので出所は1つではないかと推測されました。

「正倉院文書」に「三十九文」という古文書があるのか調べたところ「三十九文」という古文書はなく正集、続修などがあることが分かりました。

「柿子九条を買った」は柿を九条かったという意味なのでしょうが九条とはなにか疑問に思いました。「条」は数量単位でそれを9つ買ったという意味だと思います、そこで柿の売買にそうした単位があるのか調べましたが見つかりませんでした。

そこで正倉院文書を徹底的に調査したとこと古文書「続々修」に「柿子」の記述があることが分かりました。その文書を書き写すと「二百文買干柿子四十貫直」です。

そこで再度ウエッブ検索をしたところこのことに触れている柿のサイトはありませんでした。

いま、果物の歴史について調べています。大変おもしろいのですがとてつもなく時間がかかります。