2011年3月30日水曜日

椿の花



















白い椿の花です。

福島第一原発の状況から問題解決までには長い時間がかかりそうです。様々な未知の問題にどう対処するか現場だけでなく、解説する医科学者の力と責任が試されています。

こうした未知の科学に挑戦するためには、様々な議論をすることが重要です。混乱を防ぐとの考えで言論を統一すると誤った選択をする可能性が高くなります。もとにもどれない選択が続く場合、多くの選択肢がある方が正解に近づけます。

科学技術の現場では複眼的な見方が最も重要です。

「船頭多くして船山に登る」ということわざがありますが、これは船頭の選択を誤ったからです。優れた医科学者を集めれば「三人寄れば文殊の知恵」なのです。

地位が高いだとか、有名だとかに惑わされず、優れた医科学者を集めることが大切だと思います。優れた医科学者を集められるかどうかは、託すに足る優れたリーダーがいるかどうかです。