雪の中の鉄道駅です。鉄路の間にもホームにも雪が積もっています。北国では雪がふても積もっても生活は普通つ続きます。
1902年(明治35年)1月23日、八甲田山の雪中行軍で200人近くが死亡したと記されています。この悲劇は、無謀な軍の指導により兵士は軽装のまま行軍し、猛吹雪の中で道を失い、寒さと飢えと疲労で遭難しました。
新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を読み、同時に出発した弘前の隊は無事に八甲田山を越えることが出来たことを知りました。小説では、遭難した青森の部隊の隊長も優秀であったが、その上官の不適切な干渉に抵抗することができず、それが原因で悲劇が起きたと描かれています。上意下達の問題点が指摘されていると思いました。
関東地方は昨日降った雪が積もって一面雪景色となっています。