焼きおにぎりです。いつもの焼おにぎりより3倍くらいの大きさです。醤油をつけて焼いて表面が少し固くなった状態になっていて、とても美味しかったです。
【文献紹介】アルコール多飲でBMIが増加、脳障害も促進
アルコールの多飲は肥満(BMI高値)と関係しているだけでなく、アルコール依存性の脳障害とも関係することが分かり「アルコール中毒:臨床・実験研究」に報告されました。
アルコールは1gあたり7kcalと、脂肪(9kcal)についで高カロリーの食品です。実際、1日に30g以上アルコールを摂取すると内臓脂肪型肥満のリスクが高くなります。
研究では、約1ヵ月間禁酒したBMI20~47のアルコール依存性患者45人の脳血流量と脳代謝産物をMRIで測定したところ、脳容積と脳血流量には有意差は認められませんでした。一方、BMI値の高いアルコール依存性患者で前頭葉におけるNAA(N-アセチルアスパルテート)、Cho(コリン含有化合物)、クレアチンとホスホクレアチン、ミオイノシトールなどの脳代謝産物の濃度の低下が認められました。
このことは、アルコール多飲単独でも脳損傷をおこすが、BMIが高いアルコール多飲者の方が脳損傷が促進されることを示しています。
以上の結果から、アルコールを控えるだけでなく、体重を減少させることはアルコール性の脳障害を予防することにつながると研究者らは述べています。
【文献】
Gazdzinski, S. et al.: Body Mass Index Is Associated With Brain Metabolite Levels in Alcohol Dependence?A Multimodal Magnetic Resonance Study. Alcohol. Clin. Exper. Res., online 7 Sep. (2010) [DOI: 10.1111/j.1530-0277.2010.01305.x]