2011年6月9日木曜日

庭で見つけた鳥の巣

















庭で鳥の巣を見つけました。ヒヨドリの巣ではないかと思っています。あまり近づいてはいけないので数枚写真をとて離れました。無事に育つと良いと思います。


群馬県から梅の出荷のニュースが発信されました。「白加賀」という品種の青梅が主体なので梅酒や梅ジュースに適しています。群馬県の梅の出荷量は和歌山県についで2位です。梅ジュースの作り方を掲載します。

■梅ジュースの作り方

私たちが作成している梅ジュースの作り方を公開します。梅ジュースは、梅に含まれている安息香酸などの防腐作用により腐敗しにくい飲料ですが、清潔に取り扱わないと腐るので注意が必要です。

◇必要な材料と器具

梅果実(青梅)2kg、上白糖2kg、食添用醸造アルコール(アルコール分約96%)200ml、7~8lの広口ビン(密封型)1個を用意します。

食添用醸造アルコール200mlに水1,500mlを加えてアルコール水(アルコール分約11.2%)を作ります。このアルコール水のうち860mlをジュース用(果汁抽出)に用い、残りを果実や容器の殺菌に使います。

◇果実の洗浄

梅果実を水でよく洗い、ゴミ等を丁寧に除きます。洗浄が終わったら、アルコール水に2~3分浸して果実を殺菌後、ざるで水切りを10分ほど行います。梅を入れる容器もアルコール水で洗浄しておきます。

◇作り方

容器に梅果実(2kg)を隙間なく詰めてから、砂糖(2kg)を果実の上から詰めるのですが、容器を振ったりしながら梅の間に砂糖が入るようにします。全ての砂糖が容器に入ったらアルコール水(860ml)を流し込み蓋をします。しばらくするとアルコール水が全体に行き渡ります。保管は冷蔵庫(10℃)でします。最初は、梅の周りに空間があるので、容器をよく振る必要があります。この時点では、砂糖は完全には溶けず容器の下にたまります。そのため、砂糖が完全に溶けるまで、容器を振って撹伴することがキーポイントです。

最初の1週間は毎日、その後は、1週間に3~4回よく容器を振ります。約1ヶ月後に、しわしわになった梅果実を取り除き、できた果汁をふるいか、布でこすと梅果汁の濃縮液が得られます。得られた梅濃縮液はビンに詰め冷蔵庫(3℃)に保管します。この状態では容器を振る必要はありません。飲むときは梅濃縮液を4倍(梅濃縮液1に水3の割合)に希釈します。この時のアルコール濃度は0.5%以下になっています。このままでも美味しいのですが、貯蔵期間が長くなると、こくがでてさらに美味しくなります。

◇変更可能な点と注意点

食添用醸造アルコールが手に入らない場合は、焼酎でも可です。アルコール分が30%の焼酎を使う場合は、30%焼酎を320ml、水を540ml用意して混ぜ、860mlのアルコール水を作って使用します。また、この割合で、少し多めにアルコール水を作って洗浄用とします。

冷蔵庫を使えない場合は、日の当たらない涼しいところにおいてください。一番のキーポイントはよく振ることですから、容器の出し入れが容易なことも重要です。もし、カビが生えてしまったら、残念ながら梅ジュース作りは失敗です。



思って