2011年9月14日水曜日

夜空の月















夜空の月に向けてカメラのシャッターを切りました。特別な装置やテクニックを使わなかったので写るかなと思いましたが、満点の月を撮ることが出来ました。よく見ると星も写っています。カメラ性能の向上を実感しました。


NHK BSプレミアムのBS歴史館で「側近がみた独裁者ヒトラー(2) 私はヒトラーの愛人じゃない・映画監督レニ・リーフェンシュタール」を放映していました。

女優でもあったレニは、ナチス党大会の記録「意思の勝利」(1934年)やベルリンオリンピックの記録映画の監督として知られています。両方とも映画的には極めて優れており「先入観のない青年が見ると催眠術にかかり、ヒトラーの崇拝者になる」としてドイツでは、ドイツの歴史を学んでいない青年には上映が禁止されているそうです。

両方ともヒトラーの政治的意図のもとにナチズムやその思想を強調したプロパガンダ映画で、第二次世界大戦後レニはその責任を問われました。一方、同時時代のドイツの女優マレーネ・ディートリッヒは、反ナチズムの立場を鮮明にして反ナチ運動に積極的に参加していました。

この話題は芸術家と主義・思想・プロパガンダとの関係の話ですが、「福島第一原発事故」では科学者も主義・思想・プロパガンダに無関係ではないことを明らかにしました。科学者も「何のために 誰のために」を自覚して研究行動を行う必要があると考えています。